「11匹の猫」お披露目で新コラボだ!

  • 2017.11.12 Sunday
  • 11:48

11月11日:手刺繍アーティストの星野真弓さんの作品「11匹の猫」のお披露目会だった。

この作品には、原画が存在する。

 

墨絵画家・本多豊國さんの「11匹の猫」だ。

 

 

10月19日、打合せ&顔合せを兼ねて神保町にある「豊国アトリエ」に伺った。

豊國作品を常設展示しているアトリエ。

運気高まる作品達が、出迎えてくれる。

 

特に目に入るのが、入って正面にある墨絵画。

墨絵?!

と思うぐらい、細かい描写についつい顔大接近になる。笑

 

11匹の猫1

 

11匹の猫2

<左:本多豊國さん、星野真弓さん、僕>

 

豊國さん直々に、作品の世界観を人生エピソードも織り交ぜながら聞くことができた。

「例えばこの絵の場合、いっちばん最初に描き始めたのは何処ですか?」という、

小さな僕の質問にも、笑顔で教えてくれた。謝々!

 

 

最初に豊國さんとお会いした時から、お互いにコラボがしてみたいと繰り返し口にしていた。

それを聞いていた星野さんが、「も〜絶対!私のお披露目会で、実現させて!」とラブコール!

と言う訳で、

今回の「墨絵&揚琴ライブ」へと繋がった。

 

 

打合せの結果、

ライブは30分ぐらい、最後は豊國のサインをして終わる。

これだけの決め事で、11月11日を迎えることに、、。

 

11匹の猫14

<本番当日、チューニングをする僕と、何やら構想中の豊國さん>

 

会場は「銀座らん月」の大広間。

銀座で創業70年の歴史を持つ老舗。

この日だけのスペシャルランチメニューを用意し、一緒に企画の時から関わってくれたそうだ。

おもてなし、、何度受けても感動するし、その気持ちが嬉しい。

 

 

さぁて、会を盛り上げるために親衛隊二人は、呼び出されるのを今か今かと待つ。

 

早くライブがやりたくて、ワクワク落ち着かない僕らを見て周りから、

「まるで、年長さんと年少さんの兄弟みたい」と言われた。

 

確かに、顔が丸いところは似ている、、笑

 

11匹の猫4

<出待ち中の豊國さんと僕>

 

いよいよ、墨絵と揚琴ライブスタート!

 

11匹の猫5

 

11匹の猫6

 

ライブの途中、豊國さんの「つぶやきトーク」が入ってくる。

僕の方をニヤッと笑いながら筆を止めて、会場に話しかける、、おもしろい。

 

キャンバスの中に、でっかい龍が現れた。

でっかい龍の頭や体に猫がいる、、、もしかして、11匹?!いや、8匹だ。

 

それには、理由があった。

絵の中の8匹プラス、

9匹目が星野さん、10匹目が僕、11匹目が豊國さん。

三人揃って初めて完成!

 

参った〜〜〜!豊國さんに一本取られた。笑

 

さて、いよいよ龍に目を入れるところで、豊國トークが入る。

目を入れる前までは絵は10パーセントぐらいしか描けていない、

目は絵を完成させる90パーセントの割合を持っているんです、、と。

 

会場の空気が張り詰めた。

どの角度からも、龍と目が合う、、。

 

11匹の猫7

 

プログラムの最後は、揚琴ソロで「りんご追分」「荒城の月」。

 

11匹の猫8

 

11匹の猫12

 

音も、絵も、何もないところから生まれる。

お互い即興だからできる、気持ちのいい時間。

 

11匹の猫16

<左:突撃インビューで応援した村上信夫さん、僕、星野真弓さん、本多豊國さん>

 

 

11匹の猫13

<僕らも作品の一部!これで完成!>

 

11匹の猫17

 

作品は手厚く、星野さんの自宅に飾られることになった。

さすがにこのサイズは、僕のところは無理だから、、、で、裏話がある。

 

昼食時、豊國さんが何か閃き、紙のテーブルマットに筆ペンで描き始めた。

「今日は、こんな感じでいこうかな〜。ここにこうなって、こうして、、、」

 

それがこれ!↓

 

11匹の猫11

 

デッサンだ。

テンションが上がってきて、分かるだろうか?

龍の背びれの三角に「金亜軍」がいくつも隠れてるのが。笑

 

真ん中に「月」で、らん月だ。

思わず笑える、こういう遊び心はいいね!

 

で、このデッサンは、僕のところに来た==!家宝にする。

 

裏方の皆さん、支えてくれて謝々!!

会場にお越しいただいた皆さん、謝々!!

                 キンアグン

 

 

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トリオYKKの十三夜コンサート終了!

  • 2017.11.02 Thursday
  • 14:37

二会場で開催したトリオYKK「十三夜コンサート」が無事に終わった。

 

笛・打絃楽器・撥絃楽器で異文化管絃楽トリオを組むよ〜と、

やぎりんから話しがあってから

音作りを兼ねて、夏頃からいくつかステージをやってきた。

 

 

グループ名は「トリオYKK」。

覚えやすく親しみを持ってもらえるので、三人は大いに気に入っている!

 

十三夜8

 

10月26日(木)千葉市美浜文化ホールの音楽ホール。

 

響きの美しい150席の音楽専用ホールで、弾いていても気持ちがいい。

 

十三夜6

 

十三夜7

 

11月1日(水)東京オペラシティ・近江楽堂。

 

カトリックの礼拝堂を模した120席のホール。

天井が高く十字の光のデザインが、ホールの空気を凛とさせる。

 

十三夜3

<トリオYKK:やぎりん(ケーナ)、僕(揚琴)、キヨちゃん(ギター)>

 

十三夜2

 

トークも、だんだんトリオYKKらしくなってきた(笑)

 

一曲にかけるアイデアは、ステージをするたびに変化していく。

聞き慣れたプログラムに、聴衆の皆さんに新しさを感じてもらうこと。

 

この先も、トリオYKKらしく成長していくといいなぁ、と思う。

 

 

ゲストにソプラノの大前恵子さんを呼んだ。

彼女のおおらかな歌声で、僕の曲「あの日、あの時。」を久しぶりに演奏できて嬉しかった。

 

十三夜4

<左:やぎりん、大前恵子さん、僕、キヨちゃん>

 

終演後に、お客様とのコミュニケーションが僕の直接アンケートだ。

 

どれだけ楽しく聴いていただけたか、次に何が求められているのか、ここで生調査する感じ。

結構、みなさん素直な声を聞かせてくれます。

 

あ、合間にサインもしています(笑)

十三夜5

 

ボランティアで助けてくれたスタッフの皆さん!

二公演、お疲れ様でした。

二公演、大勢に来てくれた皆さん。謝々!!

                     キンアグン

 

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東海テレビ感謝祭2017「音読ライブ」に出演!

  • 2017.10.30 Monday
  • 11:41

10月28日、名古屋・栄の久屋大通で東海テレビ感謝祭開催!

 

みんなのハロウィン〜〜で、お祭りモードなるはずが残念!

台風沖縄接近で雨。

 

10分でステージ転換とマイクチェック、雨の中待っていただいているお客様に感謝の気持ちを伝える。

東海テレビ3

東海テレビ4

 

「くらしの作文」というのは、中日新聞が読者から投稿された作文を生活面で紹介しているコーナー。

誰でも投稿することができるそうだ。そして掲載倍率10倍!

 

東海テレビ5

東海テレビ6

 

毎日紹介される「くらしの作文」を「声を出して、音読しましょう!」と

庄野俊哉さん(東海テレビアナウンサー)が、東海テレビのホームページで紹介を始めた。

 

毎日更新を続け、2年!

投稿作文を集めた本(中日新聞社)も出版され、庄野さんのインタビュー参加している。

 

当時、取材に行った方も会場にお越しになっていました。根強い「くらしの作文」ファンだ!

 

東海テレビ8東海テレビ7東海テレビ9

 

あ、なんで僕が出演か???

だよね〜(笑)

 

実は、ホームページ(東海テレビ)で庄野さんが音読を始める”最初と終わり”に

始業ベルの代わりに音を作りました。

音読ページしましょう→http://www.tokai-tv.com/announcer/ondoku/

 

音読ライブの記事も出たので、紹介します。

東海テレビ9

 

20年近くの付き合いがある、庄野さん。

彼の細やかな心気遣いには、いつもいつも驚かされる。

自身が、お〜〜〜〜〜雑把な人間に思えてくるんだなぁ〜(笑)

 

東海テレビ1

<庄野俊哉さんと僕>

 

「音読ライブ」またどこかで実現させたいと思う!

 

翌日29日(日)のイベントは台風22号接近で、14時で中止になった。

会場スタッフの皆さんも台風雨対策含め、お疲れ様でした!謝々!! キンアグン

 

 

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「人生初の海釣り体験!」の巻

  • 2017.10.16 Monday
  • 21:22

どっひゃ〜〜やりました!!

「人生初の海釣り」デビューだ!

 

漁18

 

と、いきなりダブルで真鯛を釣り上げた!

いいポーズをお見せしたところで話は始まる。。。

 

「釣り人」を一度やってみたい、、、釣りに行くっていう人は周りにいても

なかなか一緒に釣りに行くことはなく、チャンスもなく。

ところが!

全く釣りをしたことのない初心者マークの僕が、海釣りに行くことになった!

 

集合場所に向かうために午前3時半に家を出る。

 

漁1

 

お!!ゾロ目!

期待大だ。

知多半島の先端にある「師崎港(もろざきこう)」。

まだ薄暗い港で、お世話になる船を待つ。

漁2

漁3

来た〜〜〜〜〜〜〜!

漁4

 

船頭「かっちゃん」の船!勝栄丸だ!

そして、かっちゃんです↓

漁16

 

朝6時出航!そして6時間、海釣り三昧=

天気は曇り、雨の予報だったけど俺晴れ男だから降らない!

つまり「日差しなし、風なし、波なし、魚あり!」

 

狙うは「天然真鯛」だ!餌は小エビ、このまま唐揚げにしても美味いらしい。

華々しい海釣りデビューで、一番最初に釣り上げたのは僕!

超初心者に花をもたせてくれた海に感謝〜〜。

 

では、僕ら三人で釣り上げた成果を発表!!

 

漁8

漁7

漁6

 

ハマチを含み77枚の成果だ!

ハハハハハハハハハハハハ〜〜〜〜〜〜笑いが止まらない。

もう〜〜どうにも笑いが止まらない!大漁だ!

 

漁9

 

そして、いろんな食べ方で「いただきましたー」感謝。

 

漁12漁11漁14漁15漁13

 

二人の釣り師匠ありがとう〜〜冨田さん、喜作のマスター。

漁17

最高に楽しかった! 謝々!!

 

次は、イカ釣りだ!で、いつ行く?(笑)

 

僕の道楽ブログを最後まで読んでいただき、謝々!! キンアグン

 

 

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トリオYKK始動開始!

  • 2017.07.01 Saturday
  • 14:43

6月30日<トリオYKK>が結成!

 

<トリオYKK>です!

会場からうす〜〜〜い、笑いが起こる。

 

Y(八木倫明)、K(金亜軍)、K(清永充美)=YKK。

某ファスナーのように、しゅ〜と団結する(笑)

「アンデスのケーナ、中国の揚琴、ギターによる異文化管絃楽」というのがサブネーム。

 

 

これまで知っている曲も、

YKKがしゅ〜と団結すると異文化スパイスが効いて、いい感じになる。

 

記念すべき、トリオのファーストステージだ!

さいたま市文化振興事業団が主催している、

SaCLA(さくら)アーツ FRAIDAY ONECOIN CONCERTへの出演になった。

 

さいたま市文化センター大ホールと小ホールを含めて稼働率80%以上の人気の会場で

地域の文化発信の場として定着している。

 

この催事も、2ヶ月に1回というペースで開催していて僕らで20回目となった。

 

6.30-1

<さいたま市文化センター・小ホール>

 

当日券が30枚近く出て、定員340席は満席近くとなった。

お客様も盛り上げ上手だ!

 

 

6.30-2

 

6.30-3

 

だんご三兄弟も個性がバラバラだが、でもYKKはしゅ〜と団結!(何回も言ってるけどね)

 

周知を目指して、頑張っていくつもりだ。

 

やぎりんのファンの皆さん!

キヨちゃんのファンの皆さん!

金さんこと、僕もよろしくお願いします=謝々!!

 

6.30-5

<終演後のサイン会>

 

会場スタッフの皆さん!

さいたま市文化振興事業団の皆さんとボランティアの皆さん!

お世話になりました〜謝々!!

 

  キンアグン

 

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雨の住吉神社奉納演奏、、また楽し。

  • 2017.04.11 Tuesday
  • 14:25

4月9日:栃木市吹上町の住吉神社の、春の例大祭で奉納演奏をしてきた。

 

栃木の地に、この数年の間に行くことが多くなってきた。

嬉しい縁が切れることなく繋がっていっている。

 

神社総代をしている友人のカトちゃんから、声がかかって喜んで行った!

「拝殿の大修繕を終えて、最初の例大祭。神前への報告祭もするから盛り上げてよ」

よぉしゃ!

祭り事なら、お祭り男「金」の出動でしょう〜〜笑

 

生演奏では耐えられないだろうと、想像できたから簡易音響一式を持参して前日入りをした。

神社に着くと、氏子の皆さんが総出で境内の掃除や、準備に追われていた。

 

住吉4

 

境内に上がってくる参道も、綺麗に掃かれた。

翌日の天気は雨!!

ブルーシートの雨よけも、手作りで仕上げていく。

 

住吉3

 

拝殿の屋根瓦も張り替えられ、床は厚さ4センチもの杉板床になった。

新旧融合が、杉の色の違いではっきり見て分かる。

 

住吉1

 

住吉6

 

住吉7

 

鈴も外して、磨かれる。

氏子さんの一人が、銅はソースで磨くとピカピカになると教えてくれた。

まじ?ソース??

根拠はないが結果は綺麗になる。それでオッケー!

カゴメとかメーカーのこだわりはないそうだから、試してみては銅?

 

住吉5

 

力仕事も、みんなで喋りながらそして、笑顔が絶えないんだなぁ。

 

そして、

翌日は予定通りに雨になった。

 

僕だけが拝殿の中で演奏する予定を変更!皆さんも拝殿に入って聴いてもらうことにした。

 

非常に窮屈な状況でしたが、ご年配の方を前に譲れらたりするいたわりの行動。

強い雨、、困難は人と人の団結力を高める日本精神からなのか、誰一人苦を言う方もみえず。

 

超満員の境内、、、傘をさしながら聴いてくれた皆さん、謝々!!

 

ぴーんと張り詰めた瞬間。

雨音と揚琴響きがブレンドされて、境内に伝わって行く不思議な感覚を覚えた。

 

 

住吉9

<※撮影:丸山勝弘氏(丸ちゃん謝々!)>

 

住吉8

<宮司さんと僕>

 

御神楽もあり、紅白のお餅やお赤飯。

日本のお祭りっていいなぁ。

 

住吉2

 

じゃ、最後にお笑いを、、

神社総代をしていた友人のカトちゃんこと加藤博巳さんと記念撮影。

 

言っときますが、本人には写真流出オッケーをもらっていますんで(笑)。

新しいカトちゃんペ!スタイルだ!

 

総代お役目お疲れ様でした!

カトちゃん

 

遠方からも、お越しいただきました〜!謝々!!

                キンアグン

 

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後編:熊本で絆を!〜音魂言魂〜

  • 2017.03.23 Thursday
  • 10:49

〜後編〜

 

音魂言魂コンサートの翌日3月20日→曇り→のち雨。

早起きをして、まず熊本城へ向かった。

 

加藤清正公が築城した難攻不落の名城として知られている熊本城。

熊本市の中心に、勇壮な姿を見せている。

 

熊本地震から1年が経とうとしている熊本城の「今」。

熊本城1

 

清正公の銅像:僕との間の先には、崩れた石垣が見える。

ここだけでも大変なことになっていると感じたが、、、

実はこの先、もっと大きな被害の事実を目の当たりにすることになる。

 

工事関係者の人から「加藤神社の方へ向かって歩くといいですよ」と、

ルートを教えてもらった。そしていきなり目に入ってきたのが、

 

大きな鉄骨に支えられた、飯田丸五階櫓だ。

空洞になった石垣の下にまで架けるように鉄骨を通して、櫓(やぐら)全体を釣り上げている状態。

上から支える発想そして技術の凄さ!

 

復旧工事の熱い闘魂が伝わってきた、、。

熊本城8

 

ほとんどの石垣が崩れている。

城の入り口も封鎖されていて、通路の奥にはまだ手つかずのままなのが見えた。

 

熊本城9

 

 

熊本城5

 

向かい側には「二の丸広場」が広がる。

春のくまもとお城まつりのイベントが開催されていて、今日出演する若者達が小雨の中リハーサルをしていた。

熊本城を元気付けるパワーを、群舞と大旗を振る若者達から感じひととき心が和んだ。

 

桜でも有名な熊本城。

25日に開花予定、4月上旬が見頃になる。また観光客で賑わいを戻す季節がやってくる。

桜に勇気付けられる季節だ!待ち遠しい、、。

 

熊本城4

 

二の丸広場の隅には、撤去された崩れ石垣が並べられていた。

石の全てに番号が付けられていて、また元の場所に戻されるのを静かに待っているんだ。

 

熊本城6

 

北側の石垣はほぼ崩落。

 

2003年に再建された「戌亥(いぬい)櫓」もギリギリのバランスで維持している。

 

 

熊本城7

 

気の遠くなるような修復作業が待っている。

 

熊本市民の心のシンボルでもある熊本城の被害、、地震後どんなに気持ちが落ち込んだことだろう。

 

必ずこの時を思い出す日がくる、、「あの日、あの時があるから、今がある。」

今は、修復完成した熊本城をもう一度見ることが、生きる希望につながる。

 

 

熊本城10

 

加藤神社からみた天守閣。

5月から、天守閣も本格的な復旧工事に取り掛かることになり、足場とシートで覆われるそうだ。

傷ついた姿も、シートが外される2年後には元の勇壮な姿に戻る。

 

「がまだせ!熊本」

 

熊本城11

 

 

さぁ!次は南阿蘇の「葉祥明阿蘇高原絵本美術館」に向かう=

前日に伺うと約束をした、館長の葉山祥鼎さんに会いに行くためだ。

 

南阿蘇は阿蘇大橋の崩落や、山の斜面の土砂崩れで道が塞がれ村が孤立するという大きな被害がでた。

葉山さんの話だと、美術館の敷地も地下の断層がずれ段差ができた。

 

傷ついた風景を封印し、あえて美しい絵本のある景色だけを紹介していきたいと話す。

 

敷地は「野焼き」作業をしたばかり。

「金さん!今きたら真っ黒だよ。でも、一年に一回しか見れない景色だからそれも楽しんで。笑」

通行止の道路を迂回しながら、1時間ほど迷子タイム、、、そしてなんとか到着。

 

くるくる回ってたどり着く、、これも楽しいでしょ。

 

訪れてよかった。

葉祥明さんの絵本の世界にタイムスリップ。

2万坪に広がる丘は、野焼きされていても草原があるかのように感じる。

 

葉山さんが植えたこの木は、美術館のシンボルツリー。

絵本「キツネのフーくんと風の郵便屋さん」は、この木の隣にやってくるキツネのフーくんから

物語が生まれた。

 

葉山8

(撮影僕。実はずっ〜と向こうに有明海が見える、、だって。でもモノクロ世界もいいよ)

 

ツリーハウス。

「くまモンとブルービーのなかまたち」の絵本に出てくる場所。

童心に戻って楽しんでいる自分がいるから不思議だ。

 

葉山5

 

葉山2

 

葉山3

<葉山館長と僕>

 

この日は、天気が悪く風も強かったので傘ごと飛ばされそう〜になりながら貸切の散歩をした=

たまたま葉山さんが貸してくれた傘がカラフル〜!

遠くからでも僕の居場所がわかるのさ。

 

葉山4

 

道が分かるだろうか?

この道は、葉山館長さんが自分で作った道。手入れも自らだ。

まっすぐな道はない、、がいい。

 

五月には、縁でいっぱいの丘になり美しい丘が見頃になるそうだ。

八月〜九月中旬には、青い色のミツバチ「ブルービー」が見られる。

 

幸せを呼ぶ蜂と言われているから、また会いに来たい、、、そう思いながら、美術館を後にした。

 

葉山6

 

開通した「俵山トンネル」を通り立ち寄った道の駅に、時を止めた時計があった。

 

 

熊本時計

 

阿蘇大橋の再建も未定のまま。

病院など、生活再建に向けた支援もこれからだし、復興にも時間がかかると思った。

 

でも、僕が今回であった熊本の人たちはみんな明るく前向きで、、熊本人の気質か?

話好きで、逆に僕が楽しませてもらった。

 

「元気になっていく熊本を見守り隊」の一員になると決めた!謝々!!

                   キンアグン

 

 

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前編:熊本で絆を!〜音魂言魂〜

  • 2017.03.22 Wednesday
  • 18:38

2017年3月19日:初めて上陸した!

熊本、、、元気と希望を届けたいとずっ〜と願っていた。

 

それがついに実現した!

 

熊本9

 

熊本市国際交流振興事業団の企画〜心に優しく響く朗読と音楽〜

「音魂(おとだま)言魂(ことだま)コンサート in くまもと」

 

音魂言魂のタイトルを見たら、すぐにピ〜〜〜ンと来る方も多いのでは?!

 

そ〜です。

そのメンバーです(笑)。

ことのは語りの木村悠方子さん、元NHKアナウンサー村上信夫さん、僕の三人組。

企画趣旨に合わせて、毎回プログラムも構成も変わって来る。

 

その度に、構成は自然と村上組長が担当し、木村営業部長がさっぱりきっぱりとホローをする。

僕は課長でもない、係長でもない、揚琴担当。(笑)

これがなかなかいいのだ!そ〜これでいいのだ〜〜〜マル。

 

 

熊本1

 

会場となった、国際交流会館のホール。

2016年4月16日の地震の被害でホールが使えなくなり、一週間前にやっと補強と修理が終わり、

運営始まったばかり。

これからはどんどん、たくさんのコンサートや様々な公演が開かれて行くことだろう。

 

 

当日の昼飯は、楽屋弁当じゃなくて、やっぱ〜〜熊本のラーメンっしょ😄

スタッフさんに教えてもらった、創業昭和30年の熊本ラーメン「桂花」本店さん!

豚骨ベースでもさっぱりと。麺がもちもちしていてお腹いっぱいになった。

 

熊本7

<食後の村上さんと僕。お互い少々乱れのテンション上げ上げ〜呑んでません>

 

 

今回スペシャルゲストとして、阿蘇葉祥明美術館の館長の葉山祥鼎さんが加わった。

朗読された絵本「キツネのフーくんと風の郵便屋さん」の作者でもある。

 

そして僕は翌日、絵本の舞台となった美術館を訪ねるのだが、その話は後編で、、、、、

 

 

熊本3

<朗読作品:「パチパチのほし」(文:小山薫堂、絵:大垣友紀恵)>

 

僕が作曲「あの日、あの時。」(詞:村上信夫、絵:川井信一)

ついに、ここでも村上さんを巻き込み1フレーズ歌ってしまった。

ステージが盛り上がり、揚琴ソロなどなど、、、。

 

そして「キツネのフーくんと風の郵便屋さん」(文:葉山祥鼎、絵:葉祥明)

 

熊本4

<二人の美しい日本語に、揚琴の響きを乗せる。同じフレーズは二度とない瞬間>

 

熊本5

<左:司会の風戸直子さん、葉山祥鼎さん、村上信夫さん、木村悠方子さん、僕と揚琴>

 

熊本6

<未来ある子供達に届け!僕らの想い届くといいなぁ〜〜>

 

終演後のお客様の笑顔をみて、熊本に来たことの意味を噛み締めた。

翌日、帰ってもよかったけど、一日滞在を延ばし、震災被害の大きかった阿蘇方面を回ることにした。

自分の目で見て体験することは、意味があると思っている。

 

 

ここまでを前編として、改めて後日の濃〜い後編を届けたいと思う。

スタッフの皆さん、謝々!!

 

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語り継ぐ東日本大震災に参加した!

  • 2017.03.11 Saturday
  • 23:39

3月11日:日本各地でいろんな会が開催された。

 

テレビもラジオを始めメディアも、この日は東日本大震災の話が多くなる。

見て聞いて辛くなる1日だ、、でも、避けてはいけない!と僕は思う。

 

人間は記憶を忘れることができる、、器用な生き物だけど「忘れない、忘れたくない」という

想いを持ち続ける勇気を持つことのできる生き物でもある。

 

 

柏市さわやかちば県民プラザで、

一般社団法人三月のひまわり主催、千葉県教育委員会共催で

語り継ぐ東日本大震災「いのちの絵本」朗読会が開催され、参加してきました。

 

2冊の東日本大震災での体験を基にした絵本「トミジの海」「ひまわりのおか」を朗読。

 

いつも音魂(おとだま)・言魂(ことだま)で一緒にステージを作っている3人!

村上信夫さん、木村悠方子さん、僕が集結した!

 

 

3.11.1

<左:村上信夫さん、木村悠方子さん、僕>

 

「トミジの海」は、石巻市鮎川浜でワカメ養殖の漁師をされている齋藤富嗣の3.11の日に経験した絵本。

絵を描かれた本多豊國さんの、原画展示会も合わせて柏市さわやかちば県民プラザで開催しています。

 

そして、齋藤さん本多さんのお二人が、村上さんの進行で対談が実現したことだ。

今日が2年ぶりの再会になり、目を合わせる度にその嬉しさを握手で交流していた。

 

3.11.8

<左:村上信夫さん、齋藤富嗣さん、本多豊國さん>

 

3.11.3

 

3.11.2

<大津波に向かっていくトミジさんの船。波の大きさに圧倒される絵だ>

 

 

牡鹿半島、、深い思い出がある。

石巻に住む友人の奥さんの実家が、牡鹿半島で震災前まで牡蠣養殖をしていた。立ち寄ったときに

釣りがしたい!という僕の希望を、キレイな海で「金さん!網でウニすくえ〜〜」と船まで出してくれた。

ガバガバ網ですくう僕のウニを、すぐ傍で小ぶりのウニをちゃっちゃと海に返す。

とにかく楽しかった、、、友人ともたくさん笑った。

 

だから「トミジの海」は、グッと心に入る本だ。

 

 

「ひまわりのおか」は、石巻市立大川小学校の津波の犠牲にあった児童の話し。

我が子を亡くした8人の母親たちが、避難場所として目指した丘にひまわりを植えて子供達との

思い出を語る絵本。

 

全国で読み聞かせをしている、木村悠方子さんが朗読した。

ことの葉に寄り添いながら、僕も音を紡いでいった、、。

 

 

3.11.4

 <木村悠方子さんと僕>

 

公演のラストプログラムは、柏市の児童合唱団ジュニアコーラス・シャインの歌声で元気をもらった!

未来を担う子供達の声に、希望を持った!謝々!

 

ステージ後は、ロビーで募金を呼びかけたりお礼を言った!

震災から6年!スタッフ一丸「震災を風化させない、いのちへの強い想い」素晴らしいイベントになった。

 

3.11.6

 

3.11.7

<出演者、スタッフみんなの笑顔、写真撮っている人も笑顔>

 

3.11.9

 

あの日 あの時が あるから 

あの日 あの時 いまがある

 

あの日。

 

 

謝々!!      キンアグン

 

<金亜軍オフィシャルサイト>

 

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栃木あそ雛まつりコンサート謝々!!

  • 2017.02.28 Tuesday
  • 16:44

2月25日:男子ですが!あそ雛まつりコンサートに出演!

 

今回チャリティーコンサート。

 

栃木県内の乳児院、児童養護施設の5団体へ寄付をすることができました。

何らかの家庭の理由で、子供達が保護される施設、、、子供を助けることも大事だし

親を含め家庭を立て直すことも大事なこと。

こうした施設が、多く必要とされてる世の中のことを知った。

 

聴きに行きたいと思った施設の子供達も招待され楽しい時間になった。

 

<あそ雛まつり>

とちぎ蔵の街大通りを中心にエリア内の参加店で、雛人形展示のほか様々なイベントが開催される体験型の遊べる雛まつり。

今年、第10回を迎えチャリティーコンサートを開催。

 

雛1

<キーボード海老原真二さんと僕>

 

もしかして最近日本語が達者になって来た???であろう自分がステージの進行役(笑)。

意外とやれるもので、、、

 

後半は、地元アーティストを紹介したりコラボをしたり、盛りだくさんのステージになった。

 

 

バイオリン演奏は、小学校3年生の坂本暢洋(さかもとみつひろ)君。

小さい身体から、伸びやかな音が素晴らしかった!

 

雛4

 

雛5

 

そして!

2013年からマカナプアフラスタジオを開設して、フラダンスインストラクターとして

活動している海老沼登己子(えびぬまときこ)さん。

 

明るい性格がそのまま、フラダンスを通して会場中に広がった!

 

雛6

 

雛2

 

いろんな人と世界とまたつながった、、。

揚琴やってて、良かったな〜〜。

 

蔵の街のあちこちに雛人形が飾られるイベントの

「来たけ〜・見たけ〜・食ったけ〜とちぎで んびり あそ雛まつり」は3月5日(日)まで開催中!

 

 

ご来場の皆さん!スタッフ、関係者の皆さん!謝々!!!

 

雛3

                       キンアグン

 

 

<金亜軍オフィシャルサイト>

 

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