「11匹の猫」お披露目で新コラボだ!
- 2017.11.12 Sunday
- 11:48
11月11日:手刺繍アーティストの星野真弓さんの作品「11匹の猫」のお披露目会だった。
この作品には、原画が存在する。
墨絵画家・本多豊國さんの「11匹の猫」だ。
10月19日、打合せ&顔合せを兼ねて神保町にある「豊国アトリエ」に伺った。
豊國作品を常設展示しているアトリエ。
運気高まる作品達が、出迎えてくれる。
特に目に入るのが、入って正面にある墨絵画。
墨絵?!
と思うぐらい、細かい描写についつい顔大接近になる。笑
<左:本多豊國さん、星野真弓さん、僕>
豊國さん直々に、作品の世界観を人生エピソードも織り交ぜながら聞くことができた。
「例えばこの絵の場合、いっちばん最初に描き始めたのは何処ですか?」という、
小さな僕の質問にも、笑顔で教えてくれた。謝々!
最初に豊國さんとお会いした時から、お互いにコラボがしてみたいと繰り返し口にしていた。
それを聞いていた星野さんが、「も〜絶対!私のお披露目会で、実現させて!」とラブコール!
と言う訳で、
今回の「墨絵&揚琴ライブ」へと繋がった。
打合せの結果、
ライブは30分ぐらい、最後は豊國のサインをして終わる。
これだけの決め事で、11月11日を迎えることに、、。
<本番当日、チューニングをする僕と、何やら構想中の豊國さん>
会場は「銀座らん月」の大広間。
銀座で創業70年の歴史を持つ老舗。
この日だけのスペシャルランチメニューを用意し、一緒に企画の時から関わってくれたそうだ。
おもてなし、、何度受けても感動するし、その気持ちが嬉しい。
さぁて、会を盛り上げるために親衛隊二人は、呼び出されるのを今か今かと待つ。
早くライブがやりたくて、ワクワク落ち着かない僕らを見て周りから、
「まるで、年長さんと年少さんの兄弟みたい」と言われた。
確かに、顔が丸いところは似ている、、笑
<出待ち中の豊國さんと僕>
いよいよ、墨絵と揚琴ライブスタート!
ライブの途中、豊國さんの「つぶやきトーク」が入ってくる。
僕の方をニヤッと笑いながら筆を止めて、会場に話しかける、、おもしろい。
キャンバスの中に、でっかい龍が現れた。
でっかい龍の頭や体に猫がいる、、、もしかして、11匹?!いや、8匹だ。
それには、理由があった。
絵の中の8匹プラス、
9匹目が星野さん、10匹目が僕、11匹目が豊國さん。
三人揃って初めて完成!
参った〜〜〜!豊國さんに一本取られた。笑
さて、いよいよ龍に目を入れるところで、豊國トークが入る。
目を入れる前までは絵は10パーセントぐらいしか描けていない、
目は絵を完成させる90パーセントの割合を持っているんです、、と。
会場の空気が張り詰めた。
どの角度からも、龍と目が合う、、。
プログラムの最後は、揚琴ソロで「りんご追分」「荒城の月」。
音も、絵も、何もないところから生まれる。
お互い即興だからできる、気持ちのいい時間。
<左:突撃インビューで応援した村上信夫さん、僕、星野真弓さん、本多豊國さん>
<僕らも作品の一部!これで完成!>
作品は手厚く、星野さんの自宅に飾られることになった。
さすがにこのサイズは、僕のところは無理だから、、、で、裏話がある。
昼食時、豊國さんが何か閃き、紙のテーブルマットに筆ペンで描き始めた。
「今日は、こんな感じでいこうかな〜。ここにこうなって、こうして、、、」
それがこれ!↓
デッサンだ。
テンションが上がってきて、分かるだろうか?
龍の背びれの三角に「金亜軍」がいくつも隠れてるのが。笑
真ん中に「月」で、らん月だ。
思わず笑える、こういう遊び心はいいね!
で、このデッサンは、僕のところに来た==!家宝にする。
裏方の皆さん、支えてくれて謝々!!
会場にお越しいただいた皆さん、謝々!!
キンアグン