追悼:前田憲男先生「チンタラカンタラ奏でて一日を締めくくる」

  • 2018.11.27 Tuesday
  • 23:27

<追悼>

前田憲男先生へ

 

魔法のように聴衆を魅了する演奏は憧れだった。

1990年に来日してからたくさんの音楽をテレビやラジオから吸収していた時、

日本の音楽界の巨匠として記憶した。

 

ジャズピアニスト前田憲男先生と実際にお会いしたのは、2001年4月19日。

 

ジャズドラムの猪俣猛先生から声をかけて頂き、

王子ホールで開催された

   「GOLDEN TRIO WE3」Vol.1

    猪俣猛(ドラム)・前田憲男(ピアノ)・荒川康男(ベース)

 

にゲスト出演させて頂いた時です。

 

「極上のジャズを堪能する」そんなテーマのステージに僕はどうすれば、、とすごく不安を抱えていたのは確かだった。

練習はなく、当日本番のゲネプロだけで曲を仕上げる。

 

度胸試しのようにステージに向かったのを、今でもはっきりと思い出すことが出来ます。

 

この時の経験が、今の自分の音楽の壁を取り除くきっかけになったと、本当に感謝しています。

 

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<2001年4月19日「GOLDEN TRIO WE3」リハーサルにて>

 

リハーサルの時に、調律する僕の側に来て弾く真似をしながら

声を掛けてくれた時は、嬉しさとドキドキだった。

 

さらに、2年後の2003年10月15日「GOLDEN TRIO WE3」vol.8 にもゲストで呼んで頂いた。

 

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前田先生のアレンジ

「Music Of The Night」オペラ座の怪人より

「In A Persian market」ペルシャの市場

 

「グリーンスリーブス」や、僕の最強定番曲「第三の男」も共演。

同じリズムを刻むのに、WE3のリードで心地よく吸い込まれるように演奏できる。

 

絶妙なコンビネーションとユーモア溢れるトークと音楽。

 

もう、WE3の音楽が聴くことが出来なくなりました。

寂しいです、、、、。

 

最後に、僕が来日20周年を迎えた時に、前田先生にコメントを頂きました。

 

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「そのうちに自宅に1台設置して

    夕食後に一杯やりながら チンタラカンタラ奏でれば

    1日の締めくくりとしての 最高の雰囲気造りになるのではと思います。

                         憧れますねぇこんな生活。」

 

前田憲男先生、、、。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。

今まで、本当に有難うございました。

 

揚琴の音を「チンタラカンタラ♬」と表現して頂き、謝々!!

 

ゆっくり休んで下さい。 

              キンアグン

 

 

<金亜軍オフィシャルサイト>

 

   

音楽

 

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